皆様、こんばんは。
㈱プロアシストの井岡と申します。
6月9日~11日、㈱プロアシストは、大阪府池田市のワンルームマンションの一室にて特殊清掃と遺品整理を実施させていただきましたのでご紹介させていただきます。
ご依頼者様はS様。
お部屋でご逝去されたのはS様のお父様です。
突然のご訃報に際し心よりお悔やみ申し上げます。
死後二週間くらいでの発見。異臭(死臭)が漂い近隣住民様からの通報で明らかとなったそうです。
警察官による死体見分を終えた後、ご遺族様の入室許可となりお部屋の状況は「異臭(死臭)、ゴミの悪臭、害虫が大量発生」と劣悪な環境だったそうです。「自分達では何もできない。でも貴重品類を探さなければ手続きの仕様がない。。」専門業者に依頼することになったそうです。
特殊清掃・遺品整理専門会社をインターネットで検索され、当社ホームページをご覧になり、お電話にてご相談からお見積りのご依頼をいただきました。
お見積り当日、その場で御見積書を作成、明確に作業内容をご説明させていただき、当社の作業内容にご納得してくださり即決にてご依頼いただくことになりました。
作業1日目→お部屋にはゴミが散乱しており、体液付着箇所の特定が困難であることから、臭気(死臭)を手繰りながらご遺品やゴミの分別作業を同時進行で特殊清掃作業を実施させていただきました。
作業開始から3時間半が経過、体液付着箇所の特定にいたりました。
写真では分かりづらいですが、ドア(下枠)付近に体液の付着と臭気(死臭)を確認しました。
カーペットの下には、CF(クッションフロア)が敷かれており、体液・血液が流れ染み込んでいました。
ご遺品・家財・ゴミを動かさなければCFを剥がし、染み込んだ箇所(CFの下)の特定が出来ませんでしたので、臭気(死臭)が残る中ですが、ご遺品整理作業を優先して実施させていただくことになりました。
特殊清掃、除菌消臭はもちろん、貴重品捜索のご要望がありましたので、ゴミの中を隈なく捜索し探されていた貴重品類をすべて発見することができました。
捜索品:実印、通帳、年金手帳、重要書類
ご遺品整理完了後、CF(クッションフロア)を剝がしていきます。
ご遺体を搬出する際に付着した体液なども除去いたします。
1枚目のクッションフロアを剥がすと体液が目視で確認が取れるほど染み込んでいましたので、引き続き2枚目のクッションフロアも剥がすことになりました。
作業2日目→特殊清掃作業になります。脱臭に伴うルームクリーニングや、クロス剥がし、除菌消臭作業でございます。
臭いが染み込んでいるクロスを剥がしていきます。
お部屋の中で流れた体液が溜まっていた場所がドアの下枠の下となります。
解体すると、たっぷりと体液(黒っぽい箇所)が染み込んでいました。
薬剤を使用して、まずは除菌。洗浄していきます。
洗浄後、サンダーで薄く体液を削っていきました。
臭気の確認を実施、死臭を感じませんでしたので、下枠を慎重に戻させていただきました。
体液付着箇所の除去作業を終えた後、脱臭効果を上げるためのルームクリーニングの実施です。
ここで手を抜いてしまうと、臭気がゼロになることはない!と言っても過言ではありません。
特殊清掃での清掃作業は、「見た目を綺麗に」ではなく。「脱臭効果を上げる洗浄」となり、同時に見た目も綺麗に仕上げることが出来ます。
ルームクリーニング終了後、臭気をもう一度確認し、専用薬剤を使用して最後の噴霧作業となります。
噴霧作業後、エアコンを可動させて室内温度を一定に保ち、オゾン脱臭機panther-Jを使用して一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会の公式脱臭法として認定されている
OST(オゾンショックトリートメント)法で臭気物質と接触させ脱臭作業を実施させていただきました。
※㈱プロアシストは、一般社団法人一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会の加盟事業者です。
数日後、S様とご一緒に臭気戻りの確認を実施させていただきすべての作業が完了致しました。
ルームクリーニング後のお部屋と臭気に「こんなに綺麗に仕上げいただいてありがとうございます!」「臭いもまったく無いですね!プロアシストさんに頼んで良かった!」とたくさんのお褒めのお言葉を頂戴いたしました(^^)
管理会社さんとの打ち合わせ後、リフォーム工事のお見積りのご連絡お待ちしております。
S様、この度は数ある特殊清掃・遺品整理専門会社の中より、当社にご依頼下さり誠にありがとうございました。
作業区分:特殊清掃・遺品整理
建屋区分:賃貸マンション6階
間取り :1R
作業日数:3日
作業人数:7名
使用車両:2㌧ワイドロング1台
担 当:井岡 惣一朗