皆様、こんばんは。
㈱プロアシストの井岡でございます。
4月6日・9日・10日の3日間に渡り大阪府茨木市にて特殊清掃と遺品整理作業が無事終了致しましたので、ご紹介させていただきます。
今年の2月中旬、ひとり暮らし高齢の男性が入浴中、浴槽内にて事故死。ヒートショックとよばれる入浴死です。
朝晩の冷え込みが激しくなる12月~2月。元気な人でも要注意です。
※ヒートショックとは溺死と扱われるほか、心不全や心筋梗塞などによる病死。入浴前に脱衣所で服を脱ぎ、体は寒い環境にさらされており、その後、熱いお風呂に入ると短時間で体表面が激しい温度差に見舞われます。脱衣所は真冬に暖房で暖めておかなければならない10度ぐらいで、40度を超える浴槽につかれば、温度差は30度を超えてしまいます。血圧が変動しやすい高齢者にとっては、激しい温度差が大きな負担となってしまいます。血圧が上と下の両方向に急激に変動し、意識障害につながると考えられているそうです。
「特殊清掃のお見積りに伺った際の給湯器の温度設定は42度でした。脱衣所には暖房設備も整っておりませんでした。」
ご依頼者様は大阪市内在住のH様。ご逝去されたのはH様のお父様でした。
「このたびはご愁傷様です。心からお悔やみを申し上げます。」
お父様がおひとりで暮らしていた築100年以上の建屋。お風呂場はリフォームされて設備が整っていましたが、屋根裏部屋などは昔を感じられるお部屋のままでした。
建屋は解体する事が決まっているそうですが、お父様の最後となってしまったお風呂場の特殊清掃と、遺品整理のご依頼となりました。家財やご遺品が多く、作業日数は3日間いただきました。
H様→「解体業者さんに解体の時に全部一緒にやってもらうことも考えました。でも、亡くなった父の思い出の家、数多く残された遺品。専門会社にお願いしたいです。」「探したいものが幾つかあるけどこの状態では手の付けようがない。」
プロアシストの作業内容をじっくりとご説明させていただき、お見積り後、即決にてご依頼くださりました。
4月6日→1日目、作業前ミーティングで重要事項と、作業の流れをスタッフ全員に周知させていただきました。
※重要事項※
H様からのご要望
・貴重品関係の捜索
・権利証の捜索
・お仏壇、神棚のお焚き上げ供養
・11日に作業完了後の立会い確認
故人様の妹様からのご要望
・骨董品や絵画の捜索
・バービー人形の捜索
・百人一首
・着物の形見輸送
まずは、お風呂場・浴槽内の特殊清掃と同時進行でご遺品の整理から搬出まで実施させていただきました。
→1日目、1階のお部屋の整理が完了し捜索品の数々を発見することができました。
→2日目、屋根裏部屋(手前2部屋)のご遺品整理を実施させていただきました。
妹様のお部屋は、女性スタッフが担当させてただき、昔の写真など思い出のお品をたくさん発見することができました。
→3日目、引き続き屋根裏部屋(奥)のご遺品整理を実施いたしました。
発見することができた骨董品・絵画がこちらです。
解体が決まっていても、最後にはすべてのお部屋から水まわりまで清掃させていただきました。思い出のたくさんつまった実家。最後は綺麗な状態でお返しいたします。
それでは、ご遺品整理後のビフォーアフターをご紹介させていただきます。
【ビフォーアフター】
H様。この度は数ある特殊清掃・遺品整理専門会社の中より、プロアシストにご依頼くださり誠にありがとうございました。また、何かお困りの際は是非プロアシストにご相談ください。
作業区分:特殊清掃・遺品整理
建屋区分:戸建て
間取り :9DK
作業日数:延べ3日間
作業人数:21名
使用車両:2㌧ワイドロング7台
担 当:井岡 惣一朗