こんばんは。プロアシストの情野です。
大阪市浪速区の市営住宅にてお母様のご遺品整理のご依頼をいただきました。
お母様が今年3月にご逝去されてから、ご姉妹で時間のあるときに少しずつお部屋の整理をしていたそうですが、大きなタンスや神棚の処理、市営住宅の原状回復など自分達では出来ないことがあるので、何社かの業者さんにお見積もりをお願いするつもりで遺品整理業者を探されたそうです。
原状回復がある為、市役所の方が何件か業者さんを紹介してくださったそうですが、神棚などの処理方法が気になりご自身で供養のやり方などを調べ、お焚き上げ供養のサービスがある当社にご相談・お見積りのお電話をいただきました。
お見積り当日、初めて一人での見積もりにとにかく緊張していました。
現地に着き、お客様の部屋番号を探し、ドキドキしながら部屋のチャイムを鳴らしました。中から、お客様が笑顔で出迎えてくださりホッとしたのをおぼえています。
ご挨拶をさせていただき、お部屋の中に入り、ご依頼の内容を詳しくお聞きさせていただきました。
わたしは、遺品整理士としてお客様のご要望にお応えしたい、納得のいく(後悔しない)ご遺品整理をさせていただきたいと、当社の作業方法やお焚き上げ供養・形見(着物)リメイク・原状回復などの説明を一生懸命させていただきました。
何社か相見積もりをとられると聞いていたので、
「お母様のご遺品整理は一度きりのことなのでとにかく後悔しないようによくご検討下さい」
と、お話しさせていただきましたところ、お客様から「説明を聞いていて信用できそうだし、お焚き上げ供養や原状回復もきちんとやってくれそうなのでプロアシストさんにお願いします。」と、私にとって初めてのご成約をいただき、嬉しい気持ちが込み上げると共に絶対にご納得していただける作業をさせていただこうと強く心に誓いました。
作業当日、「母が長年住んでいた場所が無くなるのはなんか寂しいですね」とお聞きし、お客様に喜んでいただけるようご遺品の仕分けや家財の搬出、お焚き上げ供養の梱包、原状回復など一生懸命作業をさせていただきました。
作業前スタッフミーティング風景
養生作業風景
作業風景
原状回復・清掃作業風景
作業終了後、
「作業前は家を片付けてしまったら来る場所が無くなるので寂しいと思っていたけど、みなさんが一生懸命やって下さり、きれいになった家をみて今は清々しい気持ちです、ありがとうございました」
と、お客様より、お言葉をいただき胸が熱くなりました。
ビフォー・アフターのご紹介
後日、お客様より、ご返送いただいたアンケートの結果を読ませていただき、高く評価していただいた事を嬉しく思う気持ちと、ご指摘をいただいた「作業(時間)のながれの説明がほしかった」とのご意見をいただき、今後の作業の参考にさせていただきます。お忙しい中アンケートのご記入、誠にありがとうございました。
今回初めての、お見積もりから作業完了まで、ご担当させていただき、わたしが思ったことは、
・少しでもお客様の気持ちに寄り添い、ご遺品整理をさせていただき、喜んでもらえたことに安心しました
・必死になりすぎて周りを見る余裕がなかった という事です。
まだまだ勉強不足ではありますが誠心誠意努めて参りますので、よろしくおねがいいたします。