突然に親族が亡くなり、身内や親族で遺品整理などをする際に一つ気になるのが「本人はどこかで生命保険に入っていたのだろうか」と考える方は少なくないと思います。
生命保険に加入していたのだろうか、どこの保険会社に加入していたのだろうか。
生命保険金は遺族、親族(相続人)などから加入していた保険会社に請求をしないと支払われることはありません。
然しながら突然に他界されたことで確認が難しいことも間々あります。遠方で暮らしていた親族であれば余計に普段の生活状況やましてや保険の加入状況などはわかりません。
そこで、年間に数百件の家財整理を手掛ける我々、遺品整理のプロからのご案内です。
故人が生命保険に加入していたのかどうかを確認する方法
◇まず、自分で出来ることは
・故人の自宅で保険証券を探す
・保険会社からのハガキや封書を探す
・カレンダーなどの粗品が届いていないか探す
・預金通帳の支払い履歴を確認する
などにより加入保険会社を特定し、問い合わせをすることで個人様の保険加入確認が出来る場合があります。
また、既に遺品整理などで残されたものを処分してしまっているという場合でも「一般社団法人 生命保険協会」という組織があり、「生命保険契約照会制度」を使って、故人様が保険契約者または被保険者としての生命保険契約があるかを調査し、回答してくれるという制度があります。この組織には日本全国で営業する全ての生命保険会社が加入しているので漏れなく生命保険の加入状況がわかります。
突然に家族、親族が他界し、残務の整理やお葬式代など出費が嵩むときに、たとえ少額でも保障の付いた保険加入の確認がとれればご親族の金銭的負担も軽減できます。
また、故人様は自身に何かがあった時にと加入されている場合も多く、故人様の思いも汲む意味でも相続人様が生命保険加入照会をし、故人様の思いに応えることが出来ます。
上記の情報が皆様の参考になれば幸いです。